塾講師の書き散らし〜for teachers,for parents〜

現役文系塾講師の【まに先生】が書き散らす、塾講師になりたい人や現役塾講師の皆様、コストをかけずにお子様の学習&学力アップをサポートしたい保護者の皆様向けのブログです。

【先生編】夏期講習後のテストで結果が出なかった、落ち込む生徒への励まし方

夏休みの間、塾で一生懸命に学習してきた生徒をサポートし続けた塾の先生や家庭教師の先生。

「これだけ頑張ったんだから、きっと実力テストでも良い結果が出るだろう」

「これだけできるようになったのだから、少しでも自信を持ってテストに臨めるだろう」

そう期待していたのに、結果が思うように出なかった…。

しかし、実力テストで思うような成果が出ないことは珍しくありません。

生徒が落ち込んだときこそ、先生の言葉が大きな支えとなります。

今回は、塾講師や家庭教師の先生ができる効果的な励まし方・声かけの工夫 を紹介します。

 

◆生徒が恐れていることとは

実際に私の周りの生徒にも起きたことをお話しさせていただくと、二つのタイプに別れます。

①自分の今後、未来への不安

②親への恐れ

 

①は、短期間で成果を出せなかったというマイナス面にとらわれてしまうことで、この段階でできるようになったプラス面へのフォーカスが薄れがちです。

そのフォローの方法は、次の項目からしっかりとお話をさせていただきます。

 

②に関しては、

「親がせっかくお金を出していくつものコマ数を申し込んでくれたのに」

「結果が出なければ、親になんて言われるかわからないから、怖い」

という声が出てきます。

夏期講習というものは、特に【集中的にこれまでの復習を行い、弱点の補強を行うことで、今後への希望につなげる期間】として位置づけられるため、保護者の方の期待も大きいものですし、お子様もどうにかして期待にこたえなくては、という想いが強まります。

家庭の経済事情を考慮するような生徒であり、特に【親の顔色をうかがってしまうタイプ】の生徒であれば、こう考えるのも無理はないものです。

しかし、【保護者編】でもお話しておりますが、勉強をするのもテストを受けるのも、その当事者は他ならぬ生徒です。

先生は、ご家庭への授業報告書のような申し送りの機会があれば、そこで

「今すぐの結果は反映されにくいものですが、今回の結果をもとに課題も見つかりました。

ここから改善を重ねていく中で、必ず最終的に良い結果へと導かれるものですので、引き続き精一杯フォローさせていただきます。どうぞ、よろしくお願いいたします」

という旨をお伝えいただければと思います。

maniteacher.hateblo.jp

 

◆「テストは結果ではなく材料」と伝える

ここからは、生徒の恐れ①「自分の今後、未来への不安」にあてはまるパターンへの生徒フォローのアドバイスになります。

 

生徒はどうしても「点数=自分の価値」ととらえがちです。

そこで先生から

「実力テストはゴールじゃなく、課題を見つけるための材料だよ」

と繰り返し伝えることが安心につながります。

「今回の点数は、君がどこを強くすればいいのかを教えてくれるものだよ」

という言葉は、生徒を前向きにします。

 

◆具体的な次の一歩を提示する

ただ「大丈夫」と言うだけでは、ただの気休めになってしまいます。

次に大切なことは、次の学習への道筋を示すことで、生徒の安心につなげることになります。

「次の授業でこの問題を一緒に確認しよう」

「計算はできているから、あとはケアレスミスを直す練習をしよう」

「テスト本番の制限時間があると、いつもできているはずのことが焦ってミスになってしまうのは誰にでも起こりやすいから、少しずつタイムアタックの練習をしてみよう」

といった具体的な提案をすると、生徒は「やればできる」という気持ちを持ち直します。

 

◆努力の過程を承認する

点数だけではなく、「夏に毎日通塾した」「宿題を最後までやり切った」といった努力の過程を承認することも大切です。

「努力は必ず力になるよ」

「君がここまで頑張ったのを先生はちゃんと見ているよ」

この一言で、生徒は大きな安心感を得られます。

特に、中学3年生の生徒で運動部に参加していた生徒は、初めて夏期講習というこのタイミングで「集中して勉強できる時間の確保」ができたのです。

正直なところ、戸惑いや慣れない部分もあったでしょう。

しかし、そうした中で、自分にできることは何かを実感してゆけるチャンスとして、大きな成長の環境に会ったことは間違いありません。

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◆最後に

生徒の中にある「親に対する恐れ」を和らげ、保護者の方に少しでも安心していただけるように、まずは保護者向けのフォローを行いましょう。

そして、先生が生徒を励ますときのポイントは、

○テストは課題発見の材料だと伝える

○次の一歩を具体的に示す

○努力の過程をしっかり認める

この3つです。

生徒が落ち込んでいるときこそ、先生の一言で「悔しさを力に変える」ことができます。

「悔しさ=努力したからこそ生まれる感情」になります。

その感情を一緒に受け止めることから、新たな先生と生徒の信頼関係が始まります。

そこからが、その後に向けた大切な作戦会議になりますので、じっくりと生徒と一緒に未来に向き合っていきましょう。

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