人生がいかにストレスフリーになるか、秘訣や要因は様々です。
そのうちの一つが【人間関係】であることは間違いないでしょう。
特に「相手を不快にしたくない」「自分も傷つきそうで怖い」という恐れが強いと、結局自分の気持ちを封じ込めるストレスが増幅するばかりです。
今回は、私が身体も心も壊してしまったことがきっかけで道しるべとなった一冊から教わった【アサーション】についてのお話です。

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◆子供時代から引きずったままの思い込み
【考えることができる大人】ほど、相手や周りを気にするあまり、受けなくてもよい心へのストレスやダメージを負いやすくなってしまうものです。
私は、様々な職場を経験してまいりました。
そして、ずっと「周りに迷惑をかけない自分でいよう」というスタンスに徹してきました。
思えば、これは子供の頃からいつしか思い込みとなってしまった「自分さえ我慢すれば周りは上手くいくんだ」という意識を引きずったままのスタンスだったのですよね…
その背景には、親や習い事の先生に言いたいことを上手く伝えられずに誤解を与えて怒られてしまったり、学校で周りの子たちと上手くいかずにいじめに遭ってしまったり…という諸々があります。
そこから「全部、私のせいなんだ。私が我慢したり、自分を目立たせないようにさえすれば、すべては収まるんだ」という自分への呪縛が始まってしまったように感じます。

結果、周囲にとってどんな存在になったかというと【便利屋】でした。
◆読書は著者から受ける授業
塾講師に転身してからも、そのスタンスは変わりませんでした。
デビューした教室はいわゆる【BLACK】だったため、私の便利屋ぶりは最高潮を迎えました。
結果、身体も心も一瞬で壊れてしまい、強制終了のお知らせとなりました。
失業手当と任意保険でなんとかしていたものの、いかんせん心身共に社会復帰など困難でしたので、ゆっくり休養どころではなく、ますます社会復帰への焦りが募る一方でした。
そんな中で、どうにか恢復してきたところで、今度は「仕事の終わりが夜遅い塾講師だと家族に迷惑や心配をかけてしまうから、朝から夕方まで働いた方がいいよね」と、いくら以前はそうだったとはいえ全然ライフスタイルが異なる内勤事務に戻ることにしてしまったのです。
本当は、心の中には「もう一度、今度は別のところで塾講師としての仕事がしたい」という想いがありましたが、そのときの私は、またしても「私さえ我慢すれば…」を発動させてしまったのです。
当然、社会復帰が上手く行ったはずがありません。
ますます生きることが苦しくなってゆく中、さすがに自分の根本的な部分に何か今後の人生へのヒントがあるのではないか――――?と思い、本屋さんに通い始めたのです。

なんとなく広告などで見かけたことがあったアドラー心理学をはじめ、とにかく惹かれるタイトルの本を片っ端から読み漁りました。
何冊かは、今でも初めて読んだときの新鮮さを大切にしたくて、お守りのように持って読み返しております。
その中のひとつが、今回のご紹介に出てまいりました【アサーション】についての本でした。


【アサーション】とは、自分も相手も大切にする自己表現です。
【アサーティブコミュニケーション】とも言い、アメリカで提唱されたコミュニケーション術のひとつです。
日本語と英語が語順や文法からして【重視される考え方の違い】が明らかにわかるように、日本とアメリカという相反する自己表現を持つ国の文化は、私のような典型的な日本人思考の行き過ぎタイプには斬新かつ「私にもできるの?」という希望をもたらしてくれました。
私は、実際に【アサーション】を取り入れるようになっていきました。
その後、「やはり、もう一度塾講師としての仕事がしたい」という気持ちを周囲に伝えて、今に至ることができたのです。
◆【アサーション】とは?
具体的に申しますと、「自分は今、こういう気持ちだ」ということを受け入れ、「なぜ、そう思うのか」を分析し、「では、どうすればそれが解決するか」というところで、相手がしてくれると嬉しい行動を提案してみるのです。
相手にとっても、「今、発している言葉や要求はタイミングや状況としては難しいけれど、他の場合であればOKだし、今は別の代替案を使うのもよいのでは?」という提示ができるため、必ずしも相手を否定するわけではないのです。
例)修学旅行にて
Aさん「Bさん、一緒に写真撮ろうよ!」
Bさんは写真に撮られるのが好きではありません。
しかし、「え、私は写真はちょっと…」とだけ言って断ると、Aさんはがっかりしてしまいます。
Bさん「え、私、写真映りに自信ないんだ〜。でも、その代わりに写真撮るのは得意だから、撮らせてくれない?」
Aさん「そっかぁ、残念。じゃあ、お願いするね!ここ押してね!」
Bさん「了解!いきまーす!……はい、OK!こんな感じでどう?」
Aさん「わぁ、バッチリ!Bさん、ありがとう!」
…というように、苦手なことへの断り方であっても、代替案を出してみることで相手も新たな選択肢を選べるようになり、お互いが気分良くスムーズに完結させることができます。
他にも、ミスやトラブルが発生したときにも、仮に自分のせいではない場合であっても
「システムを勘違いしていた可能性がありますので、もう一度確認してみます。すみませんでした。いい機会ですので、同じような勘違いをしている人がいるかもしれないので、お手数ですが、改めてシステムについてご説明いただいてもよろしいでしょうか?」
…と、相手も納得できて、今後の改善につながる希望を提示することができます。
それを機に、周りへの良い影響をもたらすことにもなるのです。
これが【アサーション】の一例です。

これは、どのスキルにも言えることですが、【アサーション】は本を読んだだけで身につくものではありません。
トライ・アンド・エラーでつかんでゆくものです。
初めは上手くいくかどうか緊張してしまいますが、心掛けてゆくうちに、次第に自然体で使えるようになってゆきます。
そして、【アサーション】は視野を広げさせてくれます。
かつての私のように、どうしても自己表現が上手くいかないと、自分のせいにばかり意識がフォーカスされがちですが、【自分も相手も】ということを考えられると、自分だけでなく、相手だけでなく、双方まとめて客観視できるようになります。
詳しく【アサーション】について学びたい方は、是非「マンガでやさしくわかるアサーション」をおすすめします。
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かく言う私も、まだまだ日々学び中ですし、生徒にもこの対処方法を知ってもらうべく、会話やアドバイスに【アサーション】を取り入れています。
今回のお話で、一人でも多くの方が仲間になっていただけると嬉しいです。

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