大学生や社会人で「塾講師の仕事をしてみたい」という方に、現役塾講師の私から「働くなら、このポイントは外せない!」という3つをご紹介したいと思います。

①事務スタッフがいる
企業によっては、教室運営の事務のお仕事をしてくださるスタッフさんが常駐しているところと、そのようなスタッフさんをそもそも置いていないところがあります。

講師としてお仕事をするなら、圧倒的に前者です。
私はどちらのシステムも経験しておりますが、後者は教室として機能していません…
それもそのはず、教室長はメインの教室運営と生徒管理、保護者面談など、長時間にわたり多岐にして多忙です。
この一部の資料作成や発送準備、生徒の出欠や講師の勤怠管理、教室の備品発注、保護者面談の日取りや各家庭への連絡などをお任せできる事務スタッフさんが不在となると、当然、教室長がやらなくてはならなくなります。
しかし、そこまで手が回らないのは火を見るより明らかなので、講師にしわ寄せが行きます。
講師がその業務を分担するのであればまだしも、特定の講師に任せきりになる場合もあります。
こうなると、講師は授業どころではありません。
本来の役割である授業へのパフォーマンスが準備不足や忙しさからの精神的な疲弊で低下しますし、勿論それは生徒や保護者の方にも良い影響を与えるとは決して言えないものです。
私自身の経験で、以前に在籍していた場所でこのようなことがありました。
事務の最中に、自習をしていた生徒からわからないところの質問をされました。
勿論、答えるのが講師としての本業であり当然の対応ですので、タイミングを見て指導をしました。
しかし、カウンターに戻ると、当時の上司から「教えるのはいいんですが、事務の仕事をしてください」と言われました。
……皆さんは、どう思われますか?
生徒の質問を「今、別の仕事をしているので」とスルーすべきだと思いますか?
一方、前者の教室であれば、講師は講師としての本業に集中でき、授業準備も余裕をもってできるため、パフォーマンス向上にもつながります。
どちらが健全か、もうおわかりでしょう。
②教室長が面白すぎない
どういうことか?と言いますと「意図的にお笑い芸人さんやユーチューバーさんのような明るさを前面に押し出したキャラ作りをしていない人物」が当てはまります。
生徒や保護者の方の心をつかみたいがために自分を演出してしまう人物が教室長の場合、たいていは人の心をつかめていない…つまり【スベっている】ことが大半です。
最初の印象はフレンドリーかもしれませんが、徐々に本性をあらわして、生徒や講師に対する【イジり】をし始めます。
また、忙しいときになるとキャラ変し【話しかけるなオーラ】が全開になるというトゲトゲしさを醸し出すという、心のゆとりの残念さを周囲に知らしめることになってしまいます。

本当に人心掌握に長じた人物であれば、そのような過剰な自己演出などしなくとも、ふとした言葉の端々にあらわれるユーモアのセンスや、スタッフが困った時にはしっかりと時間を作って親身になってくれるものです。
そういう意味では「面接の時の第一印象は要注意」というのは、応募者のみならず先方さんにも当てはまることですね。
③教室が無法地帯すぎない

中には、完全に託児所と化していて、自分が何の仕事の面接に来たのかわからなくなってしまうような教室があります。
「むしろ、そんな状態でこそやりがいがあるからウェルカム!!」という勇者であれば問題ないのですが、少しでも不安を感じたら断る勇気も必要です。
何故ならば、新人講師ほど、無法地帯化の原因となっている生徒を任される可能性が高いものです。
「今までの先生はどの先生も手に負えなかったけれど、この新しい先生なら…」という、まるで【DVに走る人を“自分なら変えられるはず”と謎の使命感に目覚めて尽くしてしまおうとする関係性】のような一縷の望みを託されてしまうのです。(例えが酷いですが…)
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いかがでしょうか?
細かいことを挙げるとキリがないお話ですが、その中でも重要な3つのポイントについてご紹介しました。
ただでさえ、大切なご家庭のお子様をお預かりして導くという責任あるお仕事なのですから、極力ストレスフリーで臨みたいものですよね。
実際に私が「あ〜…」と感じたことでもあるため、これから塾講師のお仕事に応募される方は、是非面接時にこの3つのポイントを活用してみてくださいね。

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